天然塩で生活を豊かに
塩と体の関わり
塩って体にどんな効果があるの?
①消化と吸収をサポート
塩は、体内でナトリウムイオンと塩化物イオンの2種類に分かれて吸収されます。
塩化物イオン:胃酸の大もと。働きは食べ物を消化・殺菌すること。
ナトリウムイオン:働きは食べ物の栄養分を小腸で消化と吸収のサポート。
②細胞の働きを正常にする
塩はイオンとして体液(血液・消化液・リンパ液)に溶けて流れます。
特にナトリウムイオンは、細胞の働きを促し、細胞の内外で一定の濃さを保ちます。塩分不足になると、このバランスが崩れ、新陳代謝の衰え、立ちくらみ・むくみなどをはじめ、循環不全や脱水症状、血圧低下の症状が表れます。
③脳からの伝達をスムーズにする
ナトリウムイオンは、神経細胞に必要な成分で、うまく刺激や命令を伝えるサポートをします。塩不足になると、脳からの指令をうまく伝達できないため、体調不良として表れます。
④味覚の正常化を保つ
適量の塩を摂ることは、味覚の刺激につながり、食欲の増進や健康体に保ちます。塩不足になると味覚が鈍り、食欲が減って体力が落ちる場合もあります。
塩っていつも摂取してるけど
塩ってどれも同じって思ってませんか?
塩は大きく2種類あります。天然塩と精製塩。天然塩は原料を海水とし、多数のミネラル成分を含んだ塩です。一方、精製塩はイオン交換膜法で塩化ナトリウム(NaCl)成分が99.5%以上の塩です。
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天然塩が良いのはなんで?
天然塩はNaClだけでなく、ミネラル成分を多数(20%程も)含有しているからなんです。
例えばミネラル成分のカルシウムが、適度にナトリウムを排泄してくれるので、塩なのに高血圧になりにくいのです。
その他マグネシウムはミネラル(カルシウム、カリウム、ナトリウムなど)を細胞へ出し入れ調整してくれるんです。マグネシウムが不足すると、細胞への出入調整補助機能が鈍くなり、なんだか体調が優れないなど、体調不良になる場合があります。
癌を消してくれるかもしれない。そんな期待を持たせてくれるのも、天然塩です。
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適切な塩分摂取量で
過剰な塩分摂取は生活習慣病(高血圧・胃がん)を引き起こす場合があります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、1日当たりの摂取目標量を食塩相当量として18歳以上の成人男性で7.5g未満、同じく女性で6.5g未満と設定しています。
この数値は過剰摂取による生活習慣病の予防を考慮した目標量です。
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体をもっと健康に
いつも取ってる塩分の種類を見直し、適切に摂取することで、あなたをもっともっと健康体に導いてくれます。
今一度、天然塩について考えませんか?
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